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2025/05/02 19:54 |
出かける前に少し
下の条例に関することですが、自分がこっそり応援させて頂いているイラストレーターさんが発言なさっていた中に、

「ファン同士の摩擦」の方が懸念される

ということが仰られていて、たしかにその通りだと、昨日ネット上で意見を見ていた限りでは思いました。

なんというか…、条例に関する話し合いというよりは、お互いの興味のあるなしの分野での嘲り合いのほうが目に付きましたので。

以前から男女間、ジャンル間、カプ間など色んなところで論争はありましたが…こんなことで過熱しなければいいなと思いました。普通の人ならば常々感じておられると思われることですが。

ただし、傍から見ていると、一般人には甚だ疑問に思うだろうくらい狭い世界で論争が勃発しているのは間違いないんでしょうが、本当に一部の世界でしょう。

このジャンルに興味のある人間と業界の中での話ですので、世間的には本当に些細なことだった筈、なんですがね。

あとは、第三者機関の検閲、という点での不信感ですかね。これが一番胡散臭い。

例えば、商業ゲームに関しては既にCEROがあるんですが、もしかしたら二重に検閲を受けることになるんでしょうか?なんて、どうにも非効率的かつコストのかかる手法だなぁ…と。

そしてきちんとした識者が参加して協議されるのかどうか…。あまり期待出来ない気がするのですが、期待するしかないですね。

過去の作品(恐らく現在刊行中の過去作品含む)も入るっつーのは、ややこしくなりそうですが。

これに関しては、その「第三者機関」の検閲に委ねられるのでしょうが、ベルセルクのような漫画が規制対象になるんじゃないか、と少し思っています。なんていうか、この条例の一番の変なとこはどこからどこまでが違法なのかが曖昧という点ですから。

まぁ絵描き文字書きに限らず、作家としては自分の作品をお役所に一々検閲されて許可もらうとか言うのがどれだけ嫌かっつーのかなんとなく推して図れることですが。

ものすごく簡潔に言うと、学校で卒論とか卒制やったのを提出して、いやこれダメだから!、っていう教授の鶴の一声でおじゃんなるアレですね。この場合まだ教授は識者だから良いとして、全く関係ない知識もない人に言われたらやってらんないと思うのですが。

私が思うところは以上です。この条例に関しては肯定や否定と言うよりは、やはり話し合いの上で折り合いをつけるしかないと思います。そういう意味では、行政の方々も真摯な姿勢で受け止めて頂きたいと思うのですが。

とにかく、まず条例がどのように機能するかが分からなければ、上記にあることはほとんど杞憂だと思います。

何か今更ですが、お国のほうも発言しているようなので…本当に今更なんですが。
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2010/12/14 11:54 | Comments(0) | TrackBack() | 徒然

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